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秋田県名物の“いぶりがっこ”を様々なアレンジでいただく!「食堂いなほ」の「がっこ懐石」

2021年6月8日更新

秋田県の名物といえば、“いぶりがっこ”。食べたことはなくても、この名を聞いたことのある人は多いのでは?いぶりがっこは、ダイコンを燻製にして、米糠と塩に漬け込んだ漬物です。ダイコンの収穫から燻製作業、漬け込み作業まで手間をかけて作られています。ちなみに「がっこ」は、秋田の方言で「漬物」の意味です。香ばしいいぶりがっこは、そのままでご飯やお酒のお供になりますが、最近では若い方の人気拡大の為にクリームチーズと和えたり、タルタルソースに使ったりしている製品もあります。



秋田を訪れたなら、当然のごとくいぶりがっこを味わいたいもの。武家屋敷などで有名な仙北市角館(かくのだて)町にある「料亭 稲穂」は、地元の食材を使った「角館懐石」をメインに提供するお店です。昼には2420円(税込、以下同様)と3630円、夜には4840円と6050円のコースを用意。いずれのコースにも、きりたんぽやいぶりがっこなどが取り入れられています。



昼の角館懐石コース(2420円)



そして、もっと手軽にいぶりがっこを食べたい方にオススメなのが、郷土料理の店「食堂いなほ」です。「料亭 稲穂」に併設されているお店で、料亭とは異なる創作料理を提供。値段もリーズナブルな設定で観光客をはじめ多くの人に利用されています。



人気メニューの一つが「がっこ懐石」(1650円)です。重箱の中を9つに仕切り、様々にアレンジされたいぶりがっこと漬物にさらに手をかけお料理に仕上げています。そこへ添えられるご飯は「いぶりがっこの卵とじ丼」、汁物は「秋田名物きりたんぽと白菜がっこの椀」という秋田の味満載の一品。まさに、いぶりがっこ尽くしです。使用する野菜は、もちろん地元産。季節に合わせて旬のものが提供されるので、常に新鮮な“がっこ”料理に出合えます。

がっこ懐石



ほかにも、いぶりがっこと比内地鶏を卵でとじた「いなほ風比内地鶏丼」(990円)、肉や野菜を山椒味噌で味付けた「御狩場焼御膳」(1100円)、旬の野菜を盛り付けた「角館風稲庭涼うどん」(1100円)、「きりたんぽ鍋」比内地鶏入り2200円(鶏肉入り1650円)など、秋田ならではの味がそろっています。

気軽に立ち寄って、さまざまな秋田のグルメを味わえる「食堂いなほ」。ただし、営業はランチタイムのみなので、お間違いなく。

詳細情報

名称 食堂いなほ
住所 秋田県仙北市角館町田町上丁4-1
電話 0187-54-3111
営業時間 午前11時~午後2時30分
定休日 木曜日 ※1~3月は木曜日・金曜日・第3日曜日
駐車場 4台
アクセス 秋田道大曲ICから40分
ホームページ http://inaho.pepper.jp/?page_id=13
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