日本で唯一の“広告”をテーマにした博物館「アドミュージアム東京」

「アドミュージアム東京」は、日本で唯一、“広告”に関する資料を収蔵・展示している博物館。所蔵資料は、33万点を超えます。館内では、その中から厳選した多数の広告資料を公開。見応えのある展示でありながら、入館は無料です。

アドミュージアム東京は、2002（平成14）年12月、複合商業施設「カレッタ汐留」に開館し、2017（平成29）年には全面リニューアルしました。ミュージアムを運営する「公益財団法人吉田秀雄記念事業財団」は、電通の第4代社長で、広告業界の発展に尽力した吉田秀雄氏の遺志を引き継ぐ形で設立。現在、アドミュージアム東京の運営のほか、広告関連分野の研究者への助成や研究委託などの事業活動を行っています。

常設展示室の「ニッポン広告史」では、さまざまな広告資料の展示により、江戸時代から現代まで、日本の広告の歴史や発展が分かりやすく紹介されています。



視聴ブース「4つのきもち」では、4つのテーマ（元気が出る・心あたたまる・びっくりする・考えさせられる）に分けられたブースに一人ずつ入り、テレビCMなどの広告を視聴できます。人の気持ちに訴えかける“広告の力”を改めて感じられる仕掛けです。

「デジタルテーブル」は、約2500点もの広告資料を映し出すタッチ式モニター。見てみたい資料に触れると、閲覧することができます。一方の「アナログテーブル」には、江戸から大正にかけて使われていた広告「引き札」など、リアルな資料のファイルが置かれています。



その他、館内では独創的な企画展や国内外の広告賞の受賞作品展、イベントなども開催しています。

また、「ライブラリー」は日本で唯一のマーケティング・広告に関する専門図書館です。国内外の広告関連図書・雑誌、広告賞の年鑑などを中心に約3万点の資料を所蔵。来館者は、それらを自由に検索・閲覧することができます（貸し出しは行っていません）。



ミュージアムショップでは、ノート、クリアファイルなどのオリジナルグッズや、広告関連の書籍などを扱っています。





その時代を明確に映し出してきた広告。驚きや感動、懐かしさや斬新さなど、見る人によって、それぞれの感じ方、受け取り方ができるミュージアムです。

詳細情報

名称	アドミュージアム東京
住所	東京都港区東新橋1-8-2　カレッタ汐留地下2階
電話	03-6218-2500
開館日時	火曜日～土曜日　午後12時～午後6時
入館料	無料
駐車場	地下駐車場（30分400円）※台数に限りあり
アクセス	首都高速汐留ICから約2分　※電車の場合は汐留駅から徒歩2分、新橋駅から徒歩5～6分
ホームページ	https://www.admt.jp/