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北陸(富山、石川、福井)

縦横14センチ、厚さ4センチ!しかも、表面はカリカリ、中はふんわりで超美味しい、福井県名物の『竹田の油揚げ』が食べられる『谷口屋 本店レストラン』

2020年1月23日更新

皆さんは、1年にどのくらい油揚げを食べますか? 油揚げは、刻んで味噌汁やうどんに入れたり、いなり寿司にしたりと食べ方はいろいろありますが、メインにはなりにくいと思っている人も多いでしょう。そんな中、福井県は油揚げの消費額が日本一。1世帯当たりの年間購入額は、全国平均の2倍の約7000円に上ります。もともと、県内の寺で精進料理として出されていたことから、県民に広まったとも言われています。



ちなみに、福井県では、油揚げと言えば『厚揚げ』を指します。厚揚げと油揚げには明確に違いがあり、厚揚げは豆腐を厚めに切り表面だけ揚げるようにして内部を豆腐の状態のまま保つように揚げたものを厚揚げと呼んでいます。油あげは、中まで火を通しふわふわの状態にしたものを油あげと呼んでいます。



そんな油揚げ王国・福井県の中で、名物として有名なのが、坂井市にある油揚げレストラン『谷口屋』の『竹田の油揚げ』。1925(大正14)年創業の『谷口屋』は、山々に囲まれ竹田川の流れる山里の竹田地区にあります。油揚げ好きな福井県民はもとより、県外からも多くの人が訪れる人気店です。





谷口屋の油揚げづくりは、厳選した国産大豆と地元の清らかな水、天然にがりを原料に油揚げ専用の豆腐を作ることから始まります。出来上がった豆腐をじっくり、ゆっくり時間をかけて揚げることで表面はカリカリ、中はふんわりとした食感の『竹田の油揚げ』ができるのです。そして、驚くべきはそのサイズ!縦横14センチ、厚さ4センチほどと、見た目にもかなりのインパクトです。



 

レストランのメニューは、食べ応え満点の油揚げをメインにした『油あげ御膳』(1500円、税抜、以下同様)や、そこに蕎麦をプラスした『越前おろしそば御膳』(1750円)などさまざま。『とうふカツ』(880円、数量限定)、『揚げ出し豆腐』(440円)といった一品料理も用意されています。

油あげ御膳



そば御膳



売店では、油揚げはもちろん、豆腐や自家製豆乳を使ったスイーツなどを販売しています。

2017(平成29)年4月にオープンした2号店『分店レストラン 旬の心』(福井県坂井市丸岡町上久米田63-1 電話0776-67-6070)は、本店から車で10分ほどの場所にあります。福井県の郷土工芸品である越前竹人形を展示・販売している『越前竹人形の里』の2階です。営業時間は午前11時~午後3時(ラストオーダー午後2時30分)、定休日は水曜日(臨時休業あり)です。

分店



『本店レストラン』、『分店レストラン 旬の心』の予約は、事前に電話またはホームページで受け付けています。当日の予約はできませんので、ご注意を。

料理の脇役だと思われがちな油揚げ。『谷口屋』を訪れたら、堂々と主役を張る油揚げに出会えます。

詳細情報

名称 谷口屋 本店レストラン
住所 福井県坂井市丸岡町上竹田37-26-1
電話 0120-58-2202/0776-67-2202
営業時間 【レストラン】3月~11月:午前10時30分~午後3時(12月~2月は午前11時開店)、【売店】3月~11月:午前9時~午後5時30分(12月~2月は午後5時閉店)
定休日 火曜日(他臨時休業あり)
アクセス 北陸自動車道丸岡ICより約20分
駐車場 60台
ホームページ https://taniguchiya.co.jp/
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