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北海道

函館観光で訪ねてみたい「トラピスチヌ修道院」とフランスケーキ「マダレナ」

2024年5月29日更新

キリスト教の修道者が信仰を深めながら、自給自足の共同生活を送る「修道院」。北海道の北斗市には、男子修道院「トラピスト修道院」があり、施設内で作られている「トラピストクッキー」や「トラピストバター」は、北海道土産の定番となっています。

道内にはもう1か所、函館市に女子修道院「トラピスチヌ修道院」(通称「天使園」)があります。1898(明治31)年、フランスから訪れた8人の修道女により、日本初の女子観想修道院として創立。当時の建物は火災で焼失してしまいましたが、1927(昭和2)年に再建されました。現在も多くの修道女が祈りと仕事を中心とした規律正しい生活を送っています。

トラピスチヌ修道院 修道院外観2

トラピスチヌ修道院 修道院外観1

修道女たちが暮らしている建物内への立ち入りはできませんが、正門は朝から夕方まで開放されていて、一般の人も敷地に入ることができます。入場料などはかかりません。

トラピスチヌ修道院 修道院正門

美しく整えられた庭園を楽しんだり、風情あるレンガ造りの建物を眺めたり。撮影も自由です。庭園に点在する「大天使聖ミカエル像」や、「慈しみの聖母マリア像」などの像もゆっくり見て回れます。

トラピスチヌ修道院 修道院旧通用門レリーフ

修道院旧通用門レリーフ



ぜひ立ち寄りたいのは、緑色の屋根と白い壁が特徴的な「資料館・売店」の建物。資料館には、多くの写真が展示されていて、トラピスチヌ修道院がどういう場所であるかを伝えています。

トラピスチヌ修道院 資料館 展示室

資料館 展示室



注目は、イラスト付きの「修道女の一日」。午前3時30分の起床から午後7時45分の就寝まで、分刻みで修道女たちの一日が紹介されています。

トラピスチヌ修道院 修道女の一日

修道女の一日



売店では、蜜ろうそくやアクセサリーなど、修道女たちが一つ一つ手作りした品々を販売。ココナッツクッキーや、プレーンクッキーなど、添加物を一切使わずに作られたお菓子も並んでいます。中でも人気があるのは、フランスケーキ「マダレナ」(3個袋入500円、税抜)。名称は、“聖女マグダラのマリア”の名に由来していると言われています。材料は、小麦粉、卵、砂糖、バターのみ。この売店でしか買うことができない貴重なお菓子です。

トラピスチヌ修道院 修道院売店

トラピスチヌ修道院 売店 店内

トラピスチヌ修道院 フランスケーキ マダレナ画像1

フランスケーキ マダレナ



トラピスチヌ修道院 フランスケーキ マダレナ画像4 (3個入り袋)

フランスケーキ マダレナ (3個入り)



トラピスチヌ修道院 プレーンクッキー画像1

プレーンクッキー



厳かな雰囲気が漂うトラピスチヌ修道院。心洗われるひとときと、おいしいお菓子を目指して出かけてみませんか。

詳細情報

名称 厳律シトー会 天使の聖母 トラピスチヌ修道院
住所 北海道函館市上湯川町346
電話 0138-57-2839
開門時間 【3.4.10.11月】午前8時30分~午後4時30分、【5月日~9月】午前8時30分~午後5時、【12.1.2月】午前9時~午後4時30分
閉門日 年末年始(12月29日~1月2日)
駐車場 近くの「市民の森」の駐車場(1回200円)を利用
アクセス 函館新外環状道路函館空港ICから約3分
ホームページ http://www.ocso-tenshien.jp/
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