ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」
タウン・ギャラリー<今月のアーティスト>
2019年4月9日更新
ロータスタウンのクルマ好きが集う「タウン・ギャラリー」。これまで数々のクルマ情報誌や自動車メーカーのツールにクルマを描き続けてきた、イラストレーター日野浦剛さんが往年の名車を描いた「一世を風靡したクルマたち」展。今回はオフローダー編です。
JIMNY
1970年に、鈴木自動車(現スズキ)は、排気量わずか360ccという常識破りの四駆を世に送り出します。それが、『ジムニー』です。軽トラック『キャリイ』との共用だった、360ccの空冷2サイクル直列2気筒エンジンはオンロードでは非力。しかし、オフロードでは、車重600kgという軽量・コンパクトなボディゆえの取り回しの良さを発揮し、山道・砂利道でも軽快に走行しました。その後、水冷エンジンを搭載し、バンモデル(イラスト)が追加。さらに、軽自動車規格の変更に伴って、水冷直列3気筒550ccエンジンで、乗車定員4人へと進化しました。
(今年7月5日に発売された4代目ジムニーが、「納車1年待ち」の声を聞くほどのヒットとなっているのはご存知の通りです)
LANDCRUISER
世界最強のオフローダーといわれ、2014年には世界累計販売台数800万台を達成したトヨタの『ランドクルーザー』。そもそもは、1951年に警察予備隊(自衛隊の前身)が装備の国産化を進める中で、国内自動車メーカーに小型四輪駆動トラックの試作を要請したのがきっかけです。これには採用されませんでしたが、1954年6月、『ランドクルーザー』の名称でデビュー。1955年のフルモデルチェンジでランドクルーザー20系、1960年1月のフルモデルチェンジで40系(イラスト)が登場。このモデルは、世界中で大ヒットし、1984年のフルモデルチェンジで70系が出るまで、24年間の超ロングセラーとなりました。
「一世を風靡したクルマたち」展(1)
「一世を風靡したクルマたち」展(2)
「一世を風靡したクルマたち」展(3)
「一世を風靡したクルマたち」展(4)
「一世を風靡したクルマたち」展(5)
「一世を風靡したクルマたち」展(6)
「一世を風靡したクルマたち」展(7)
【作家紹介】
日野浦剛:1952年生まれ。1975年頃から、フリーのイラストレーターとなる。マガジンハウス、小学館、ソニーレコードなどでイラストを制作。また、多くのクルマ雑誌の誌面を飾ってきた。現在はイラスト制作の傍らデザイン学校で後進の指導にもあたっている。
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