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クルマのトラブル「もしも」マニュアル

Vol.29 ドラレコで交通社会の悪から身を守ろう!(後編)

2018年4月13日更新

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保険業界初のドラレコ特約
「ドライブエージェント パーソナル」

東京海上日動火災保険株式会社は、2017年の4月から、自社の自動車保険契約者を対象にした『ドライブエージェント パーソナル』という月額650円の特約をスタートさせています。

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これは国内大手損保で初となるドライブレコーダー付帯の特約で、契約者に専用の高品質な通信機能付きドライブレコーダー(パイオニア株式会社と共同開発)を貸し出し、それを元に3つの安心を提供するという内容になっています。

ドライブエージェントパーソナル端末画像

ドライブエージェントパーソナルの端末(ドライブレコーダー)



事故の映像が瞬時に保険会社に送信される

ここで改めて、『ドライブエージェント パーソナル』の3つの安心を提供するサービスの内容を確認しておきましょう。

①高度な事故対応サービス
事故などでエアバッグが開くような強い衝撃を検知したとき、東京海上日動の事故受付センターに自動で連絡が行われ、端末(ドライブレコーダー)を通じた通話が可能です。事故受付センターでは状況に応じて消防へ連絡し救急車の手配を行います。事故の映像は自動的に記録され、事故受付センターに送信されます。また、事故発生直後に端末で、契約している警備会社の担当者との通話が可能となります。

②事故防止支援サービス
天候や時間、運転速度、過去の運転傾向などを加味して危険地点を予測し、契約者(ドライバー)に対して、「およそ200m先、出合い頭事故多発交差点です。速度を落とし、安全を確認しましょう」などといったリアルタイムな注意喚起を行います。また、車線逸脱や急ブレーキなどの挙動を検知した際も、注意喚起を行います。

③安全運転診断サービス
契約更新時には、それまで端末で感知した契約者(ドライバー)の運転特性を元に専用の安全運転診断レポートが提供されます。

安全運転診断レポート(サンプル1)

安全運転診断レポート(サンプル2)

映像とテレマティクスによって
ドライバーを守る力強い味方

このなかで、もっとも安心と思われるのは、①の事故発生時に映像が東京海上日動火災保険の事故受付センターに送られるという点ではないでしょうか。なにしろ、リアルタイムで事故対応が行われるのです。

たとえば、加害者が被害者のクルマにドライブレコーダーが装着されているのを発見したとき、なかには証拠をもみ消そうと、ドライブレコーダーのSDカードを抜き取ったり、破壊したりする輩がいることも考えられます。この『ドライブエージェント パーソナル』の瞬時の事故映像の送信機能は、そうした悪辣な行為を無に帰するチカラをもっているのです。

また、大きな事故でエアバッグが開くような強い衝撃を検知したときには、GPS機能で場所を特定し、救急車の手配をしてくれます。これも、(市販のドライブレコーダーには無い)大変心強い点ではないでしょうか。

いま、ドライブレコーダー装着を考えている方は、ぜひ『ドライブエージェント パーソナル』のことも頭のスミにおいて検討してはいかがでしょう。
「月額650円といえども、積もり積もると大きい」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、安心・安全効果はなによりも大きいので、候補のひとつにするだけの価値は十分にあると思います。

交通社会において、映像とテレマティクスによってドライバーを守る力強い味方・・・それが『ドライブエージェント パーソナル』なのです。

ドラレコで交通社会の悪から身を守ろう!(前編)

ドラレコで交通社会の悪から身を守ろう!(中編)

ドラレコで交通社会の悪から身を守ろう!(後編)

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