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北陸(富山、石川、福井)
2018年2月28日更新
福井県には、特長ある郷土食がいくつかありますが、『越前(おろし)そば』もその一つ。器に盛られたそば(冷たいそば)に、大根おろし、鰹節、刻み葱などをトッピングし、冷たいつゆをかけて食べます。福井県で「そば」といえば、この越前そばのことをさすのだとか。
越前そばが広まったのは、戦国時代末期から江戸時代の初め。1601(慶長6)年に、福井藩(藩主:結城秀康)の家老として越前府中に赴任した本多富正が、城下の人々に非常食としてそばの栽培を奨励し、また、同行させた蕎麦師の金子権左衛門を介して領民にそばの打ち方を教え、健康のためにと大根おろしをかけて食べる方法を広めたと伝えられています。
その後、越前藩では各家庭において、自前のそばを打ち、食べることが一般的になり、今日に至るまで続いているのです。
さて、福井県内では各所でそば栽培が行われていますが、その中でも今庄地区は、寒暖の差が大きい風土と、雪解けのおいしい水に恵まれ、中心にそば栽培が盛んに行われてきました。
このそばを素材として、観光客が、福井の家庭で行われているそば打ち体験をし、自分が打った打ちたてのそばを『越前(おろし)そば』として味わえる施設が『今庄そば道場』です。
『今庄そば道場』では、石臼でひいた純正のそば粉と天然の山芋を合わせ、湧き水でそばを打ちます。そば打ちの手ほどきをしてくれるのは、地元の主婦たち。だから、家庭でお母さんに教えてもらうように、わかりやすくそば打ちができます。そして、打ちたてのそばを即調理し、ゆでたての美味しいおろしそばを味わえるというのもうれしい限りです(食べきれない分はゆでずに持ち帰りも可能)。そば打ち体験は、「2日前までに要予約」なので、必ず予約して訪問してください。
なお、「ちょっと立ち寄って、打ちたてのおろしそばが食べたい」という方は、土・日・祝日ならば、地元の主婦たちが打ったそばを500円で食べることができます。
また、冬季には減塩、無添加の自家製味噌作り体験もできるとのことです。
名称 | 今庄そば道場 |
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住所 | 福井県南条郡南越前町大門10-3-1 |
電話番号 | 0778-45-1385 |
時間 | 1回目:午前10時~、2回目:午後2時~ ※所要時間約90分 |
休み | 火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
料金 | 1こね6食分2,100円(税別)(2名以上1人100円追加) |
アクセス | 車】北陸道今庄ICから国道365号経由6.7km12分 / 【電車】JR今庄駅から車で5分 駐車場 あり(農協と共同) |
ホームページ(フェイスブック) | https://m.facebook.com/%E4%BB%8A%E5%BA%84%E3%81%9D%E3%81%B0%E9%81%93%E5%A0%B4-758827267517779/ |
ホームページ(南越前町) | http://www.minamiechizen.com/tabid/72/Default.aspx |
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