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2016年9月30日更新
今月の達人
ユサワ自動車・湯澤孝典
こんにちは、栃木県にあるロータス店『ユサワ自動車』の湯澤孝典です。今回は、夏間近ということで、車室内にこもる熱気を一瞬にして下げる秘技をご紹介!
車室内の猛烈な熱気は、夏のドライブの大敵
夏近し。海や山への絶好のドライブシーズンがやってきます。楽しみですね。
でも、楽あれば苦ありが世の常。夏のドライブでは、なんといっても“あつさ”が苦になります。
代表的なのが車室内の熱気。日中、わずか1時間ほど屋外に駐車しておくだけで猛烈な熱気が充満してしまいます。その温度は50℃を超えることはざら。たとえフロントガラスにサンシェードをしていても40~50℃になることを覚悟しなければなりません。しかも、その熱気はエアコンを全開にしたとしてもなかなか消えず、すぐに運転を再開すれば、短時間で熱中症になってしまうと感じるほど不快です。
そんなとき、みなさんはどうしてますか?
「ドアを開けて、しばらく外で待機するかな……」
うん、なるほどなるほど、それはそれでありでしょう。だけど、炎天下だとしたら、けっこう辛そう。こんどは強烈な日射でクラクラしてしまいそうです。
一つ、とっておきの秘技をお教えしましょう。
名付けて「空砲大作戦」。これを使えば、車室内から熱気をポンッと一気に外に追いだすことができるようになります。
でんじろう先生の空砲の原理で熱気をポンッと外に追いだす
やり方はとてもカンタンです。
以下の二つのアクションを行うだけでOK。しかも、ほんの1分程度で終わります。
①運転席の対角線上にある後ろの窓を開ける(右ハンドル車は後方の左側の窓、左ハンドル車は後方の右側の窓を開ける)。
②運転席側のドアを2~3回、勢いよく閉める。
これで、充満していた熱気はほとんどなくなり、車室内に温度は急激に下がります。フロントパネルやシートにこもった熱そのものは残ってはいるものの、居心地は格段によくなり、すぐにドライブが再開できるようになります。
なぜ、たったこれだけで車室内の熱気がなくなるのかというと、テレビによく出演しているサイエンスタレントの米村でんじろう先生の段ボール箱の空砲を思い起こせばわかります。あの原理とまったく同じです。運転席側のドアを勢いよく閉めると、車室内の熱気は圧縮され、後方に開いた1か所の窓からポンッと一気に外にでていくことになるわけです。
おわかりいただけましたか?
夏のドライブのお供には「空砲大作戦」。どうかお忘れなく。
お店紹介
ユサワ自動車:1979年に創業した栃木県栃木市にあるロータス店(全3店舗)。創業者の湯澤善市会長が掲げているモットーは「地元のお客さまと美しい環境を大切にする」というもの。息子である湯澤孝典社長(31)もそれを踏襲&発展させながら商売を展開している。2015年には環境指向型整備工場として運輸局長表彰を受賞。
住所:栃木県栃木市西方町真名子1113
電話:0282-92-8377(代表)
HP:http://yusawa.co.jp
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