南国ムードたっぷりの亜熱帯植物園「宮交ボタニックガーデン青島」

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2024年10月24日更新

宮崎市の「青島」は、特別天然記念物指定の亜熱帯植物が生育する小さな島。日南海岸国定公園に含まれていて、観光スポットの一つとなっています。

「宮交ボタニックガーデン青島（県立青島亜熱帯植物園）」は、青島からほど近い、橋でつながったエリアに立つ亜熱帯植物園です。2016（平成28）年のリニューアルに合わせて行われた、ネーミングライツにより現在の愛称が付けられました。

広々とした園内では、特別天然記念物のヤシ科植物「ビロウ」や“酔っ払いの木”の意味を持つ「パラボラチョ」など、亜熱帯に生育するさまざまな花木を観察することができます。

ヤシコレクション＆花壇

メインとなる施設は、約1600本の植物が植栽されている「大温室」。天井の高さが14mあり、“世界三大花木”に数えられている「カエンボク」や「ホウオウボク」といった大きな花木が生い茂っています。世界三大花木のもう一種類「ジャガランダ」は、外庭に植えられています。

パラボラチョ

宮崎を代表する花といえば、空港の名前にもなっている「ブーゲンビリア」。大温室内では、1年を通して咲き誇り、アーチ状に仕立てられたブーゲンビリアなどを楽しめます。2階の回廊に上がれば、温室内を見渡すことができます。

大温室

宮交ボタニックガーデン青島は、世界遺産に登録されている「シンガポール植物園」と姉妹園提携を結んでいます。大温室の一角には、姉妹園締結50周年を記念して作られた、シンガポールのシンボル“マーライオン像”が設置。

マーライオン像

「熱帯果樹温室」では、マンゴーやパパイヤ、バナナ、パイナップルなど、26種類53品種のトロピカルフルーツを鑑賞できます。

見るだけでなく、南国のフルーツを味わうことも可能。「パラボラチョカフェ」には、宮崎県産完熟マンゴーを使ったスムージー（Sサイズ1000円、Lサイズ1300円）や、パフェ（1300円）などのメニューがそろっています。

パラボラチョセット

マンゴースムージーL/S

南国ムードたっぷりの「宮交ボタニックガーデン青島」。入館も温室見学も全て無料で、気軽に立ち寄れるのも大きな魅力です。毎週土曜・日曜、祝日には、ボランティアによる園内ガイドを実施。より深く、植物のことを知りたい人におススメです。

ブーゲンマウンテン

詳細情報

名称	宮交ボタニックガーデン青島
住所	宮崎県宮崎市青島2丁目12-1
電話	0985-65-1042
開園時間	【植物園】午前8時30分～午後5時、【大温室】午前9時～午後5時、【熱帯果樹温室】午前9時～午後5時、【パラボラチョカフェ】午前10時～午後5時 ※LO午後4時30分
定休日	【植物園】なし、【大温室】火曜日※祝日を除く、【熱帯果樹温室】水曜日※祝日を除く、【パラボラチョカフェ】火曜日・水曜日※フラワーショー期間を除く
駐車場	専用駐車場なし　※近隣の駐車場を利用（例：青島参道南広場駐車場…45台、無料、午前8時30分～午後5時　※他に有料駐車場有り）
アクセス	九州自動車道宮崎ICから約15分
ホームページ	https://mppf.or.jp/aoshima/