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九州・沖縄(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)
2024年10月24日更新
長崎市の南部に伸びる長崎半島は、恐竜と縁が深い地域です。2004(平成16)年、長崎半島の先端部・野母崎(のもざき)で大型植物食恐竜「ハドロサウルス類」の化石が発掘。これを機に調査を続けた結果、白亜紀後期(約8,100万年前)の地層「三ツ瀬層(みつせそう)」が存在していることが分かりました。
2015(平成27)年には、国内で初めて、大型肉食恐竜「ティラノサウルス科」の歯の化石が発掘されるなど、三ツ瀬層では、これまで1,300点を超える恐竜の化石が見つかっています。
2021(令和3)年10月、こども広場や軍艦島資料館などを備える公園「長崎のもざき恐竜パーク」がオープン。「ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)」は、この公園のメイン施設です。恐竜の博物館としては、福井県立恐竜博物館、御船町恐竜博物館(熊本県)に次いで、日本で3か所目。2024(令和6)年4月から5年間のネーミングライツにより、愛称として企業名が付けられています。
常設展示室は、「長崎の大地」、「恐竜の時代」、「現代の恐竜たち」など5つのテーマに分類され、合わせて約180点以上の標本が展示されています。中には、見るだけではなく、直接触れることができる“ハンズオン展示”もあります。
「長崎の大地」では、長崎の地層や岩石などを紹介。数多くの化石が発掘されている三ツ瀬層についても説明しています。
一番の見どころともいえるのが、「恐竜の時代」のフロアにある、ティラノサウルス科の全身骨格レプリカ。全長が約13mもあり、迫力満点です。その他にも長崎で見つかった恐竜の化石が展示されているほか、このフロアには本物の化石に触ることができるコーナーもあります。
名称 | ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館) |
---|---|
住所 | 長崎県長崎市野母町568-1 |
電話 | 095-898-8000 |
開館時間 | 午前9時~午後5時 ※最終入場は午後4時30分 |
休館日 | 原則月曜日、12月31日~1月1日(詳しくは博物館HPをご覧ください) |
観覧料 | 一般500円、中学生・小学生・未就学児200円、3歳未満:無料 ※企画展・特別展は別料金が必要な場合あり |
駐車場 | 212台 |
アクセス | 長崎自動車道長崎ICから約35分 |
ホームページ | https://nd-museum.jp/ |
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