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四国(徳島、香川、愛媛、高知)
2016年5月13日更新
愛媛県新居浜市は、江戸時代に開坑された別子銅山開坑を基として栄え、その後は工業都市としても発展しました。しかし、1973年に銅山は閉山し、その後は植林で自然回復が図られていました。その後、銅山他の施設の歴史的意義が再確認され、世界遺産登録の動きなどもある中で、別子銅山開坑300年を記念して銅山の施設跡などを活用したテーマパーク「マイントピア別子」が開業し、同時に「道の駅マイントピア別子」が併設されました。
道の駅となっているのは、マイントピア別子の「端出場(はでば)ゾーン」の一角で、ここには採鉱の本部跡地に建設された赤レンガ造りの本館があります。中に、特産品を揃えた売店、レストラン「もりの風」などがあるほか、2階が鉱山鉄道の端出場駅となっています。
ここから、鉱山鉄道(区間:410m)の電車(当時の蒸気機関車を82%に縮小)に乗って、体験型遊学パーク・観光坑道(全長333m)へと向かいます。ちなみに、鉱山鉄道乗車中に聞こえてくるナレーションの声は、新居浜ふるさと観光大使・水樹奈々さんです。観光坑道は、旧火薬庫を利用して作られています。江戸時代の採鉱を人形を使って再現した「江戸ゾーン」、明治・大正の別子銅山を巨大ジオラマや映像で再現した「近代ゾーン」、当時の採鉱について紹介した「体験ゾーン」に分かれています。その他、端出場ゾーンでは「砂金採り」「宝石さがし(小学校3年生まで対象)」、バーベキューなどが楽しめます。
端出場ゾーンから天空ロマンバスで行く「東平(とうなる)ゾーン」は、その景観から「東洋のマチュピチュ」と称されています。標高750mの山中に位置し、貯鉱庫、索道基地、インクラインなどの跡や、第三通洞、第三変電所など 多数の産業遺産が残っています。約60分間の滞在中、「天空の語り部」の方が案内してくれます。
さらに、2016年4月15日には本館の温泉施設「別子温泉~天空の湯」が充実設備でリニューアル・オープンし、子供向け施設「あかがねキッズパーク」もオープンします。「道の駅 マイントピア別子」は、立ち寄るというよりは、1日楽しく遊べるテーマパークの拠点と言えるでしょう。
名称 | 道の駅 マイントピア別子 |
---|---|
住所 | 愛媛県新居浜市立川町707-3 |
電話番号 | 0897-43-1801 |
営業時間 | (道の駅の駐車場・トイレ・電話は24時間利用可) 売店:午前9時~午後6時 温泉:午前10時~午10時、※受付は午後9時まで 鉱山観光:春休み~10月…午前9時~午後6時、11月…午前9時~午後5時、12月~春休み…午前9時~午後5時、※ 最終受付は、終了の1時間前 東洋のマチュピチュ観光バス:①11:00②13:00、※要予約※12月~2月:冬季通行止につき東洋のマチュピチュ観光バスは運休 |
料金 | 温泉:大人(高校生以上)…500円、小中学生…300円、3歳以上…200円、65歳以上…400円、障がい者(大人)…400円、障がい者(小人)…200円、障がい者(幼児)…150円 鉱山観光:大人1200円、中・高校生800円、3歳以上600円 東洋のマチュピチュ観光バス料金:大人(中学生以上)1200円、3歳以上~小学生600円、3歳未満無料 |
アクセス | 松山自動車道・新居浜ICより車で15分 |
駐車場 | 大型13台、普通383台 |
ホームページ | http://www.besshi.com/ |
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