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北海道

名物の「パンロール」をはじめ“練りもの三昧”を楽しむ小樽の「かま栄 かまぼこプラザ 工場直売店」

2023年5月11日更新

1905(明治38)年創業の「かま栄」は、北海道小樽市に本社を構えるかまぼこ専門店。道内各地に出店していて、多くの道民に商品が親しまれている一方、観光客にはお土産としてよく利用されています。製法にこだわり、国産のスケトウダラを主原料に、保存料を一切使わず、主に手作業で作り上げているのが特徴です。各店には、定番の板かまぼこのほか、カニやサケ、ホタテなど素材を生かしたオリジナル商品がそろっています。また、工場直営店を含む一部店舗では毎月「今月のかまぼこ」として期間限定の味も出してもいます。





そんな豊富な品ぞろえの中、看板商品となっているのが、「パンロール」です。魚のすり身に豚挽肉とタマネギとコショウを混ぜ、食パンで巻いて揚げたもので、「かまぼこをスナック感覚で食べられるように」と1962(昭和37)年に開発。以来、人気商品となり、現在、各店で揚げたてが提供されています。ほかの商品とは異なり、パンロールは地方発送ができないため、店に足を運んでこそ味わうことができます。

パンロール



「かま栄」本社に設けられた「かまぼこプラザ」は、かま栄の製造工場の見学や直売店での買い物などを楽しめる、かまぼこのテーマパークです。

工場見学は無料。大人数でなければ予約も不要で、原材料を練ったり、蒸したり、焼いたりしている工程をガラス越しに見学することができます。見学通路に、かまぼこ製造の工程を解説する動画が流れているので、工場内の様子と併せて見てみると理解が深まります。

工場見学



作業量が多いのは、午前10時~11時ころ。午後12時30分から午後1時30分までは昼休憩のため、工場はストップし、午後3時ころには全ての作業が終了します。このほか、工場が休み日もあるので、見学したい場合は、ホームページにあるカレンダーや時間を確認してから出かけましょう。

工場直売店には、多種類のかまぼこがずらり。パンロールなどの揚かまぼこを除き、地方発送も受け付けています。チーズやベーコン、玉ねぎ入りのすり身をパンで包んだ「パンドーム」や、ウインナーソーセージをチーズ入りのすり身で包んだ「ウインナーロール」など工場直売店の限定商品も要チェックです。

パンドーム



ウインナーロール



「かま栄カフェ」のコーナーでは、各種かまぼこや、カフェ限定の「かまぼこバーガー」などを販売。イートインコーナーが併設されているので、出来たてを購入して食べることもできます。

えびカツバーガー



製造工程を見て、出来たてを食べれば、今まで以上にかまぼこが好きになるかも。工場の稼働日時に合わせて、訪れてみてはいかがでしょう。

詳細情報

名称 かま栄 かまぼこプラザ 工場直売店
住所 北海道小樽市堺町3-7
電話 0134-25-5802
営業時間 午前9時~午後6時(11月~4月)  午前9時~午後7時(5月~10月) 
定休日 1月1日※工場見学の休日はホームページを参照
駐車場 90台(30分200円)※直売店の利用で1時間無料
アクセス 札幌自動車道小樽ICから約5分
ホームページ https://kamaei.co.jp/
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