ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

eKクロスEVの魅力④「すごい最新機能の数々。個人の嗜好に合わせて使うとよりGood」…まるも亜希子(カーライフジャーナリスト)

2022年8月9日更新

「eKクロスEV」まるも亜希子さんインタビュー_4-1

eKクロスEVは軽自動車ながら、三菱自動車と日産が有する最新機能がいくつも搭載されている。その中から、まるもさんが魅力を感じる機能について挙げてもらった。

ものの1分もかからず
駐車してくれるシステム

——これまで、eKクロスEVの外観と内観、走りの特性について基本的なことをお話いただきましたが、今度は備わっている最新機能についてお聞きしたいと思います。まるもさんが「これはすごい」と思われた最新機能を教えてください。

まるも わかりやすいものでは、最上グレードのPにオプションとして設定されている、半ば自動で駐車できるマイパイロットパーキングがすごいなと思いました。これまでの軽自動車のパーキングアシストは、駐車スペースの前に行ったところで、ドライバーがリバースに入れる操作が必要でした。ところが、これはボタンを押していれば自動でリバースに入れてくれて、そのまま自動で駐車してくれる非常に賢いパーキングシステムなんですよ。

「eKクロスEV」まるも亜希子さんインタビュー_4-2

——これまでのパーキングアシストは、ちょっと時間がかかった印象があります。

まるも そうそう。ちゃんと駐車するけど、結構おっとりしてましたよね。駐車スペースを検知するのに手間取り、後ろから「早くしろ」ってクラクションを鳴らされたりして……。でも、このマイパイロットパーキングは検知も動きもすごくスムーズ。白線がくっきりとある一般的な駐車スペースであれば、ものの1分もかからず駐車してくれます。駐車が苦手な人にとっては、救世主のような機能だと思います。ちなみに、私は駐車が得意で運転の楽しみのひとつでもあるので、この機能が付いていても、あまり使いません(笑)。





——バックミラーは、標準で後方の映像を映し出すデジタルルームミラーになっています。これについてはどう評価されますか?

まるも 最近流行の機能のひとつですね。私は、これについては、デジタルと普通のミラーの両方に切り替えられる点がいいと思っています。自分の例で言えば、普段はほとんど普通のミラーにして使っています。なぜなら、ちょっと老眼が入ってきていて、映像だと焦点が合いにくいから(笑)。あと、後席に子どもを乗せることが多く、そういうときは寝ているかどうかをときどき確認したいから。ですので、例えば激しい雨の日や後席に背の高い人が乗ったときなど目視で後方が見えにくいときだけデジタルに切り替えるようにしています。よく、こういった最新の装備がつくと、そればかり使う人がいて、「あれ、意外と不便だな」みたいなことになるんですが、自分の感覚と使用目的に合わせて切り替えて使うことをおすすめします。

オプション設定だが
ぜひ付けたいマイパイロット

「eKクロスEV」まるも亜希子さんインタビュー_4-3

——走行中の注目の機能としては、全グレードに標準で付くアクセルペダルだけの操作で減速もできるイノベーティブペダルや、オプションで付くマイパイロット(アダプティブ・クルーズ・コントロール+高速道路同一車線支援機能)などがあります。これらの評価はいかがですか?

まるも まずイノベーティブペダルですが、これは以前、日産がワンペダルだけで加速と減速の両方ができるとアピールしていた機能の最新版です。安全性を踏まえて、完全に停止する場合はブレーキペダルを踏む必要がありますが、いずれにしても、とても楽に運転ができる機能だと思います。アクセルとブレーキを頻繁に踏み換えなくてはいけない渋滞時などはすごく便利ですよね。ただ、なかには私みたいに、ちゃんとブレーキを踏む運転じゃないと安心できないという人もいるので、手放しでの絶賛はしにくいんですけど……。

——まるもさんはブレーキを踏みたい派なんですね。

まるも そうなんです(笑)。自分でブレーキ操作して減速したほうが、運転をしている実感があって気持ちが落ち着くんですよ。まあ、まだイノベーティブペダルに慣れていないせいもありますけどね。

——クルマ関係のジャーナリストの方は、ある意味、運転するのが仕事という面がありますからね……。そうなると、もうひとつのマイパイロットもあまり使わない派ということになるんでしょうか?

まるも いえ、これはガンガン使う派(笑)。高速道路の走行では、常にハンドルの微調整が必要ですし、目視で前方のクルマとの車間距離の調整もしなければなりません。私は仕事で高速道路を長距離走行することが多いんですけど、そんなとき、なるべく疲れないようにするには、これを機能させるのが一番なんです。私が知っている自動車ジャーナリストの人たちも、ほとんど使っていますよ。「これは本当にいいよね」と言いながら。

「eKクロスEV」まるも亜希子さんインタビュー_4-4

——eKクロスEVのマイパイロットは相当おすすめなんですね。

まるも はい。先ほどお話ししたように、eKクロスEVは高速走行の安定性に優れているので、もともと疲れにくいという特性はあるんですけど、マイパイロットが加わると、鬼に金棒。オプションだけど、私なら絶対に付けますね。

eKクロスEVの魅力…まるも亜希子(カーライフジャーナリスト)

①「サクラが気取ったパンプスなら、eKクロスEVは気軽なスニーカーかな」

②「室内の未来感はほどほど。でも、使いやすさと心地よさは抜群」

③「街中ではスムーズな加速が気持ちよく、高速では安定した走りにホッとする」

④「すごい最新機能の数々。個人の嗜好に合わせて使うとよりGood」

⑤「毎日が気持ちいい軽EV。日本のEVシフトはこの1台から本格化する」

  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会
  • 店舗検索
  • 店舗検索
  • 楽ノリレンタカー
  • 楽ノリレンタカー

あわせて読みたい

  • EVキーマンに聞く/カーライフ・ジャーナリスト まるも亜希子 ④ 「折りたたみ式ガルウイングとかのカッコいいEVの出現を希望します(笑)」

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    EVキーマンに聞く/カーライフ・ジャーナ…

    まるも亜希子さんは、いくら性能がいいEVでもデザインが悪かったら乗りたくないと考えている。5回シリーズのインタビュー第4回目は、「EVのデザイン」と、そして「コ…

    2019.08.06更新

  • BookReview⑭『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』‐MaaSが導入されれば、みんながフェラーリに乗れるかも?

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    BookReview⑭『MaaS モビリ…

    スマホのアプリではじまる移動のための便利なサービス『MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)』とは、いったい何か?この本に書かれていることを元にして、で…

    2019.04.09更新

  • 日本EVクラブ主催『第24回 日本EVフェスティバル』ルポ① アクセル全開で楽しみながらCO₂の削減を!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    日本EVクラブ主催『第24回 日本EVフ…

    天高くEV駆ける秋。よく晴れた11月3日土曜日、一般社団法人日本EVクラブが主催する『日本EVフェスティバル』が筑波サーキット・コース1000で開催された。…

    2018.11.22更新

  • 「東京モーターショー2017」ルポ(4) スズキは現実路線のなかでEV開発を進める!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    「東京モーターショー2017」ルポ(4)…

    第45回東京モーターショー2017のルポ第四弾では、ロータスクラブの提携企業であるスズキのEVコンセプトカーについて見ていきたい。いきなりEVのコンパクトS…

    2017.11.09更新

  • 「トラック隊列走行実証実験」ルポ~トラックの自動運転はなにをもたらすのか?(後編)

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    「トラック隊列走行実証実験」ルポ~トラッ…

    「未来投資戦略2017」に基づいた今回のトラック隊列走行実証実験最近、国の自動運転の実現に向けた実験が公道上で盛んに行われるようになっている。今回のトラッ…

    2018.02.14更新

  • 第27回 日本EVフェスティバル レポート① ―新型アウトランダーPHEVは、総航続距離1000㎞以上を誇るベストな電動車!

    みらいのくるまの「ただいまのところ」情報

    第27回 日本EVフェスティバル レポー…

    コロナ禍が続き、クルマの電動化の流れが加速した2021年。100年に一度の混沌の中、秋に予定されていた日本自動車工業会(会長:豊田章男氏)主催の東京モーターシ…

    2021.12.09更新

< 前のページへ戻る