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みらいのくるまの「ただいまのところ」情報
2021年8月11日更新
フィンランドの首都ヘルシンキで具体化したMaaSに刺激され、世界各地でMaaS導入が加速している。「モビリティ社会が成熟しているがゆえに新しい試みがなかなか芽を出さない」と言われる日本でも、MaaSへの期待は高まっている。ここでは、国土交通省が推進する日本版MaaSについて概観していきたい。
日本版MaaSは
移動目的とも連携
国土交通省は日本版MaaSの導入に力を入れている。
日本版MaaSとは、いったいどのようなものなのか。
同省が開設しているホームページ「日本版MaaSの推進」には、以下のような解説および概念図がある。
MaaS(日本版MaaS:編集部注)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。
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