ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」
九州・沖縄(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)
2021年6月8日更新
日本でも有数の温泉地、熊本県阿蘇市。『いまきん食堂』は、阿蘇で最も広いエリアを持つ内牧温泉郷にある老舗です。創業は1910(明治43)年で、店名の『いまきん』は、初代の名前である「今村金三」から名付けられたとのこと。現在は4代目店主が店を切り盛りしています。
『いまきん食堂』の看板メニューは、『あか牛丼』。あか牛は褐毛和種(あかげわしゅ)という種類の和牛で、全国の9割以上が熊本産。阿蘇などで、ストレスを与えないよう、放牧によって育てられています。肉質は、柔らかで赤身が多く、脂肪分は少なめ。ヘルシーながら旨味があるその肉を使ったご当地グルメが『あか牛丼』で、今や全国区の知名度を得ています。
熊本の多くの飲食店で提供されるようになった『あか牛丼』ですが、『いまきん食堂』はその発祥のお店の一つ。2005年に『あか牛丼』の提供を始めて以来、遠方からも多くの人が訪れ、平日でも店前に行列をつくるほどの人気となっています。
『いまきん食堂』の『あか牛丼』は、あか牛のモモ肉を使用。鮮度のよい肉をオリジナルのしょうゆベースのタレで焼き上げています。丼にご飯をよそってタレをかけ、その上に大根と水菜をのせ、自家製肉味噌を添えます。そしてスライスした肉を盛り付け、温泉玉子をのせて、フライパンに残したタレをかけ、最後にわさびを添えて……これで名物『あか牛丼』が完成!値段は、スープと漬物が付いて1760円(税込、以下同様)。
『あか牛』を使ったメニューは、ほかにも『あか牛ハンバーグ定食』(1480円)、『あか牛そぼろ丼』(650円)、『あか牛うどん・そば』(650円)などがあります。
『あか牛丼』に負けず劣らず人気があるのは、創業時からの定番メニュー『チャンポン』(780円)です。太めの麺にたっぷりの野菜で、食べ応えがあり、長年にわたって地元の人たちに愛され続けています。
手作り食品の販売も行っており、ごはんのお供になる『こうじにんにく』(530円)、『あか牛味噌』(480円)は、お土産にぴったりです。
最後になってしまいましたが、『いまきん食堂』のお店自体にも話のネタがいろいろ……。店頭には、牛のオリジナルキャラクターが鎮座しています。「古き良き定食屋」の雰囲気漂う店構え。加えて、店内の張り紙などには遊び心があり、楽しい気分になります。
お店の隣には、巨大な椅子が!小学校などで使う椅子ですが、高さは約4メートル!これは、「震災後の町に活気を与えたい」と制作したものなのだとか。最近では、撮影スポットとしても注目されています。
名称 | いまきん食堂 |
---|---|
住所 | 熊本県阿蘇市内牧290 |
電話 | 0967-32-0031 |
営業時間 | 午前11時~午後3時(受付終了) |
定休日 | 水曜日 2021年から水曜日のみになります。 |
駐車場 | 30台 |
アクセス | 九州自動車道熊本ICから約60分 |
ホームページ | http://aso-imakin.com/ |
ロータスな旅 > 九州・沖縄
鹿児島県鹿児島市加治屋町は、明治維新および明治時代の新体制において活躍した薩摩藩関係者の多くを輩出しています。代表的な出身者は、維新の三傑といわれる西郷隆盛・大…
2018.04.25更新
ロータスな旅 > 九州・沖縄
長崎県北部に位置する松浦市は、「全国総水揚げランキング」で常に10指に入る水産業の街です。特に、アジ、サバ、そして養殖とらふぐの水揚げ、生産量は日本一です。こう…
2017.05.15更新
ロータスな旅 > 九州・沖縄
沖縄県浦添市の港川地区にある、「港川ステイツサイドタウン」。元々は、戦後のアメリカ統治時代、ミリタリーハウジングだった外人住宅街です。それぞれの住宅は築40年以…
2016.05.13更新
ロータスな旅 > 九州・沖縄
現在、全国に出回っているコーヒー豆は、そのほとんどが輸入品ですが、国内でも鹿児島県、沖縄県、小笠原諸島などでコーヒー栽培が行われています。特に沖縄県は、コーヒ…
2024.01.25更新
ロータスな旅 > 九州・沖縄
市内に、8カ所もの温泉地を抱える大分県別府市。源泉数は、なんと約2300カ所に上り、湧出量とともに堂々の日本一を誇っています。市内の温泉地は、その数から『別府八…
2020.07.21更新
ロータスな旅 > 九州・沖縄
2000年に世界遺産に登録された沖縄県うるま市の勝連城跡(かつれんぐすくあと、かつれんじょうあと)。「ぐすく」とは、沖縄地方の言葉で、城や神聖な場所のことです。…
2023.03.28更新