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甲信越(山梨、長野、新潟)

「何もない!?」「いえいえ、すごいものがある!!」……山梨市の小高い山の上にある、「日本一の絶景露天風呂」と評判の『ほったらかし温泉』

2020年12月24日更新

『ほったらかし温泉』は、山梨県山梨市の小高い山の上にある日帰り温泉。露天風呂の湯船にゆっくりつかりながら、眼下に甲府盆地、遠くには富士山をはじめとする山々を望むことができるのが最大の魅力です。かつては「知る人ぞ知る……」という秘湯でしたが、口コミで広がり、今では人気のスポットとなっています。

こっちの湯



気になるのは、温泉の名前。番台には係の人がいますし、脱衣所もあり、内湯やシャワーも整っています。でも、一般的な温泉施設で行っているようなマッサージなどのサービスはありません。そのことを事前にお客さんに知っておいてもらうために、温泉の創設者がこの名を付けたのだそうです。



敷地内には、1999年に開設した『こっちの湯』(元湯)と、2003年に開設した『あっちの湯』(新湯)があります。それぞれ別の2つの源泉からお湯をひいていますが、基本的にはいずれもアルカリ性単純温泉。神経痛や筋肉痛、関節痛などの回復が期待でき、湯上りには肌がツルツルになると好評です。『こっちの湯』『あっちの湯』ともに内湯と露天風呂があり、また湯温も「ぬる湯」と「あつ湯」に分けてあるので、好みの温度で温泉につかることができます。

あっちの湯



ただし、入浴料は、『こっちの湯』と『あっちの湯』でそれぞれに必要です。どちらか一つを選ぶか、せっかくだから二つの湯に入るか、ちょっと迷いそうです。

サイコロ



『こっちの湯』のお湯は元湯の源泉からひいた、無色透明なpH9.68のアルカリ性単純温泉。露天風呂からは富士山が真正面に見え、その眺望を心ゆくまで楽しみつつ温泉につかることができます。営業時間は、平日は午前10時30分から午後5時で、土日祝日は終わりが午後10時(最終受付は午後9時30分)までとなります。

こっちの湯



『こっちの湯』も決して狭くはありませんが、『あっちの湯』はかなり広く、『こっちの湯』の2倍。よりゆったり過ごせます。『あっちの湯』のお湯は新源泉(黄金の湯)からひいたもので、無色透明なpH10.1のアルカリ性単純温泉。こちらの営業時間は、始まりがなんと日の出の1時間前!湯につかりながら日の出を迎えるという希有な体験ができるのです。そして、終わりは平日・土日祝日とも午後10時(最終受付は午後9時30分)まで。天気が良ければ、星空の下、ちらちらと明かりの灯る甲府盆地を見降ろしつつ温泉を堪能することができます。

あっちの湯 日の出



あっちの湯 夜景



「ほったらかし」とは言え、自由にくつろげる休憩所も整っています。また、朝ごはんの『気まぐれ屋』(不定期:お昼頃~売り切れ次第終了)では、「ごはん、味噌汁、生たまご、つけもの」からなる朝ごはんセットを提供。この卵かけごはんが絶品との評判も呼んでいます。さらに、軽食スタンドのメニューからは、温泉卵に衣を付けて揚げた『温玉揚げ』といった名物も誕生しています。

気まぐれ屋 朝食



温玉揚げ



シンプルに温泉と絶景を楽しめる、開放感たっぷりの『ほったらかし温泉』。あなたなら、どの時間のどんな景色を見に行きますか?

詳細情報

名称 ほったらかし温泉
住所 山梨県山梨市矢坪1669-18
電話 0553-23-1526
営業時間 【こっちの湯】午前10時30分~午後5時(土日祝日は午後10時まで、最終受付は午後9時30分)【あっちの湯】日の出1時間前~午後10時(最終受付は午後9時30分)
入浴料 (一風呂) 大人:800円、0歳~小学6年生:400円
駐車場 300台
アクセス 中央自動車道勝沼ICまたは一宮・御坂ICから約25分
ホームページ http://www.hottarakashi-onsen.com/
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