ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」
タウン・ギャラリー<今月のアーティスト>
2021年5月13日更新
ロータスタウンのクルマ好きが集う「タウン・ギャラリー」。現在開催中の企画展は、ロータスタウンの“クルマのトラブル「もしも」マニュアル”のコーナーでストーリーの口絵イラストを描いている、イラストレーターのハピネス☆ヒジオカさんによる「クルマの顔」展です。今回は、軽自動車のデザインに新鮮な風を吹き込んで、『2019年度グッドデザイン賞』『2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー スモールモビリティ部門賞』『2020 RJCカーオブザイヤ』など多くの受賞に輝く『三菱 eKクロス』です。
eK=いい軽……てなダジャレが、そこはかとなく昭和な感じ。それが、また、どうにも似合ってしまう軽自動車づくり60年余の三菱自動車。しかし!何があったのか(あったんですよね)、そんなコンサバな三菱が、突然生み出した、奇跡の顔面!
例えば、普通車を大人、軽自動車を子供に例えるならば、この顔面、どこかで見た子供の顔にそっくりじゃないですか???通常のクルマとは違って、上段に配置されたスモールランプが少々吊り上がった細長~い目を思わせ、その下に配置された三連ヘッドライト群が膨らんだほっぺを思わせる。小学生なのに、取材に訪れた若手芸人くらいならポイポイッと投げ飛ばす。どこぞのTV番組で見たようなそんなシーン。
そう、この顔面はまさに「令和の時代の子供横綱」。ド迫力のデリカD:5を大人の力士とするならば、eKクロスは子供相撲の横綱、ガキ大将なのです。令和の時代に子どもたちがイメージできるガキ大将といえばジャイアンくらいで、リアルなガキ大将は絶滅危惧種な存在なのですが、そんな現代にクルマとなって蘇ったこのekクロス。とくにオレンジのボディカラーは、立会いの紅潮した顔を思わせます。
はてさて、令和の絶対王者、ホンダ N-BOXを押し出すことができるのか!?。と、ここで、時間いっぱい!はっけよい、のこった~走った~!!!(談:ハピネス☆ヒジオカ)
三菱 eKクロス
eKクロスは、2019年に発表・発売された三菱自動車のSUVテイストのクロスオーバー軽自動車。同時にフルモデルチェンジされたeKワゴンと同じく、三菱自動車と日産自動車の合弁会社であるNMKVが企画・開発を行い、三菱の水島工場で製造されている。NMKVの第1弾であった先代の三菱 eKワゴン/日産 デイズは、軽自動車開発に蓄積のある三菱側がけん引した印象があったが、今回は「日産がかなり本気を出した感じ……」と巷ではウワサされた。実際に、日産が普通車に搭載している高速道路同一車線運転支援技術「プロパイロット」を軽自動車に初めて搭載(三菱車では「MI-PILOT(マイパイロット)」の名称)。パワートレインも、日産側の設計になるロングストローク化された新型エンジン、小型軽量化を図ったCVT(無段変速機)、マイルドハイブリッドシステムといった新開発の技術が投入されている。
デザインは、三菱のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をしっかり反映し、これが“ミニD:5”とも評される、SUVらしさを醸している。
eKクロス T(4WD)
全長×全幅×全高 … 3,395mm×1,475mm×1,660mm
車両重量 … 950kg
エンジン … BR06(直列3気筒DOHC12バルブ)インタークーラー付ターボチャージャー
排気量 … 659cc
最高出力 …475kw(64ps)/5,600rpm
最大トルク … 100N・m(10.2kg・m)/2,400-4,000rpm
駆動方式 … フルタイム4WD(ビスカスカップリング式)
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(1)ホンダ ライフ ステップバン
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(2)トヨタ アルファード
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(3)スズキ ハスラー
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(4)フォルクスワーゲン ニュービートル
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(5)三菱 eKクロス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(6)プリンス スカイラインスポーツ
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(7)ダイハツ ミゼット
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(8)BMW i4
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(9)トヨタ ヤリス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(10)三菱 ジープ
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(11)トヨタ サクシード
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(12)スズキ イグニス
ハピネス☆ヒジオカの「クルマの顔」展(13)「一番の顔は誰なのか!?」相撲トーナメント
【作家紹介】
ハピネス☆ヒジオカ:わいわいがやがやキャラクターいっぱいのイラストから、日常のシーンを切り取ったシチュエーションイラスト、お笑い系コママンガなど、企業広告、雑誌、web、TV、イベントを中心に活動中の大阪在住イラストレーター。ここロータスタウンでも『クルマのトラブル「もしも」マニュアル』などのイラストを担当。
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