ロータスクラブが運営するクルマとあなたを繋ぐ街「ロータスタウン」

北海道

北海道をドライブするならぜひ立ち寄りたい!長万部(おしゃまんべ)名物の『かなやのかにめし』が食べられる『ドライブインかなや』

2020年6月9日更新

北海道は、魚介類や農産物が豊富な“食の宝庫”。それらの素材を使って作り続けられている、人気加工食品もたくさんあります。

旅のお供として知られているのが、駅弁『かにめし』。白飯にカニのほぐし身を敷き詰め、酢漬けのカニ身、味付椎茸などをトッピングした地域ならではの弁当です。道内では、稚内駅の『最北かにめし』、根室駅の『花咲かにめし』、網走駅の『かにめし』など、多くの地でそれぞれに味わいのある名物弁当となっています。



中でも有名なの、長万部(おしゃまんべ)駅の『かなやのかにめし』です。1928(昭和3)年創業の『かにめし本舗かなや』が手掛け、長年にわたりホームや車内で販売していましたが、2019(平成30)年2月末に惜しまれつつ、駅での営業を終了しました。

ほぐし身撹拌作業



駅弁盛付



残念ながら、鉄道の旅では食べられなくなった『かなやのかにめし』。しかし、ドライブを楽しむ人であれば、今も味わうことができます。



『ドライブインかなや』は、『かにめし本舗かなや』の直営店。北海道をドライブする旅行客の休憩と食事の場所として、昭和47(1972)年にオープン。ここでは、今も創業以来変わらぬ『かなやのかにめし』を提供しています。



『かなやのかにめし』は、50種類以上の試作を重ねて、1950(昭和25)年に発売。以来、カニの身とタケノコをじっくり炒って、香ばしさを引き出すという独自の製法を守り続けています。軟らかいカニの身と、歯応えのあるタケノコとで、異なる食感を楽しめるのが魅力。付け合わせの佃煮も自社製です。食堂で提供される重箱入りの『かなやのかにめし』は、佃煮・漬物・味噌汁が付いて1200円(税込、以下飲食メニューは同様)。大盛りは1690円です。

大盛かにめし



自家製佃煮おしゃまんべ物語



もし、駅弁スタイルをどうしても食べたいという方は、食堂カウンターで折詰(駅弁)の『かなやのかにめし』(を販売しているので、そちらを購入して食べることもできます。



食堂ではその他、海鮮類がたっぷり入った塩味のあんかけご飯『かなや飯』(900円)、『特製しゅうまい(カニ・エビ・ホタテ)』(650円)、『かに炒飯』(850円)などのメニューも揃えています。

お土産コーナーには、弁当タイプの冷凍食品、『かなやのかにめし 冷凍版』(850円、税別)もあります。出来立てを急速冷凍した後、真空パックにしているので、電子レンジで加熱するだけでおいしく食べられます。

かなやのかにめし(冷凍版)1食



かなやのかにめし(冷凍版)4食



開業から現在に至るまで、北海道の大地をクルマで移動する多くのドライバーに支持されている『ドライブインかなや』。どこか懐かしい佇まいとともに、歴史ある『かにめし』をゆっくり味わってください。

詳細情報

名称 かにめし本舗かなや直営 ドライブインかなや
住所 北海道山越郡長万部町字平里12-7
電話 01377-2-3255
営業時間 午前10時30分~午後4時(ラストオーダー午後3時30分)
休日 不定休
駐車場 30台
アクセス 道央自動車道長万部ICから約5分
ホームページ https://driveinkanaya.gorp.jp/http://www.e-kanaya.com/
  • ロータスカードWeb入会
  • ロータスカードWeb入会
  • 店舗検索
  • 店舗検索
  • 楽ノリレンタカー
  • 楽ノリレンタカー

あわせて読みたい

  • ビュッフェスタイルの農村レストランが人気!食の宝庫・北海道を味わい尽くすグルメ旅に欠かせない!『ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜』

    ロータスな旅 > 北海道

    ビュッフェスタイルの農村レストランが人気…

    豊かな大地と清らかな水、冷涼な気候に恵まれ、農産物や畜産物を多数生み出している北海道。良質な食材や商品は『北海道ブランド』として、全国で高い評価を受けています。…

    2020.03.05更新

  • Paard Musée [パド・ミュゼ](大沼流山牧場)

    ロータスな旅 > 北海道

    Paard Musée [パド・ミュゼ]…

    函館から車で1時間弱で行くことができる、大沼公園の流山地区にある『PaardMusée(大沼流山牧場)』では、20ヘクタールという広大な敷地に、北海道開拓に重…

    2016.04.08更新

  • 北海道は“昆布のふるさと”だ!ファクトリーで昆布製品のできるまでを見学し、ミュージアムで昆布の素晴らしさに納得!昆布製品のお土産もいっぱい!『北海道昆布館』

    ロータスな旅 > 北海道

    北海道は“昆布のふるさと”だ!ファクトリ…

    海の幸・山の幸がたくさんあって、どれもこれも美味しい北海道。その中の一つが昆布です。『北海道昆布館』は、福井県敦賀市に本社を置く昆布の卸売りと、昆布加工品など…

    2018.02.28更新

  • 旧国鉄時代の駅舎などを保存した『相生鉄道公園』のほか、手づくり豆腐や十割そば、『クマヤキ』が人気を呼ぶ『道の駅 あいおい』

    ロータスな旅 > 北海道

    旧国鉄時代の駅舎などを保存した『相生鉄道…

    北海道東部オホーツク圏の内陸部に位置する津別町(つべつちょう)。町名はアイヌ語の「トゥペッ」(=「山の出ばなを通っている川」)に由来しています。総面積約716㎢…

    2017.05.15更新

  • “釧路のご当地グルメ”として人気!魚政の「さんまんま」

    ロータスな旅 > 北海道

    “釧路のご当地グルメ”として人気!魚政の…

    サンマ漁が盛んな北海道釧路市。釧路市で水揚げされたサンマは、「脂がのっていておいしい」と全国で高い評価を受けています。「さんまんま」は、この釧路のサンマを手軽に…

    2023.10.26更新

  • 夏に北海道富良野を旅するなら、ぜひ立ち寄りたい「道の駅南ふらの」(南ふらの物産センター)

    ロータスな旅 > 北海道

    夏に北海道富良野を旅するなら、ぜひ立ち寄…

    北海道のほぼ中央に位置する南富良野町。夏ともなれば、北海道観光で立ち寄る観光客数も多い地域です。その南富良野町の国道38号線沿いに「道の駅南ふらの」(南ふらの物…

    2016.06.14更新

< 前のページへ戻る